こんにちは!
【飛行機代0円!国内旅アドバイザー】のまいらーちゃん(nikoniko_miler)です。
「ユナイテッド航空のマイルでANAに乗れるって聞いたけど、なんで?」
「ユナイテッド航空のマイルでJALには乗れないの?」
「たとえばJALやANA、その他いろんな航空会社のマイルを合算できる?」
この記事では世界の主な航空会社が加盟している「アライアンス」というものの仕組みについてご説明します。なぜなら、その「アライアンス」こそが、ユナイテッド航空のマイルでANAに乗れる理由だからです。
・マイルを効率よく貯めて、使う方法がわかる
・ユナイテッド航空のマイルで、ANAに乗れる理由がわかる
・マイルの仕組みに、ちょっと詳しくなれる
もしよければ、最後までお読みください。
飛行機の3つの「アライアンス」、知っていますか?
みなさんは、飛行機の「アライアンス(alliance)」という仕組みをご存知でしょうか?
「アライアンス」は、日本語で「同盟」という意味。世界中にある大多数の航空会社は同盟を組んでおり、大きく分けて3つのアライアンスが存在します。
そして同じアライアンス同士だと、チェックインカウンターが共有できたり、同じアライアンスのマイルを貯めたり、使ったりできます。
【1】スターアライアンス
【2】ワンワールド
【3】スカイチーム
例えばANAはスターアライアンス、JALはワンワールドに加盟しています。
「知らないな〜」「見たことも聞いたこともない」という方も、もしかしたら、ANAの機内誌である「翼の王国」やJALマイレージバンクカードの中にこっそり載っているこのマークを見れば「ああ、知ってるかも!」となるかもしれません。(…ならないかな💧)
では、では、その代表的な3つのアライアンスについて、詳しく見ていきましょう。
ANAが加盟する「スターアライアンス」
ANA(日本航空)の他、私がこちらの記事の中でもおすすめしているユナイテッド航空もこの「スターアライアンス」に加盟しています。
1997年5月14日に設立された、世界初で世界最大の航空連合。 その加盟会社による就航国は190カ国余り、1,300以上の空港に達し、1日当たりの便数は21,000便を超える。26社が加盟。
私はもう10年以上前、タイにシンガポールエアラインで行ったのですが、あの時のマイルは同じアライアンスのANAやユナイテッド航空に貯められた、ということです。そのときは「マイルなんてどうせ貯まらない」っと思って(思い込んでいて)、何もせず放置して捨ててしまいました。
今もし同じ状況になったら、私は迷わずシンガポールエアラインに乗って貯まったマイルは、ユナイテッド航空に貯めます。なぜならユナイテッド航空はマイルが失効しないからです。
JALが加盟する「ワンワールド」
JAL(全日空)が加盟しているアライアンスです。
1999年2月1日に設立された、世界規模の航空連合の1つ。世界158か国、1,012カ所の目的地に達し、便数は毎日10,000便を超える。14社が加盟。
日本に住んでいるならJALに乗った機会がある方は多いはずですが、JALに有償(お金を払って)乗って発生したマイルは、やはりJALではなく同じアライアンスに加盟するアメリカン航空に貯めるのが良い気がします。
なぜなら、こちらもユナイテッド航空同様、失効しないからです。
日本ではマイナー?な「スカイチーム」
日本の航空会社の加盟がないので、上の2つのアライアンスと比べると日本では少しマイナーかもしれません。
2000年6月22日に設立された、世界規模の航空連合の1つ。 170カ国以上
に就航し、 1,036カ所の空港に達している。19社が加盟。
この中で言うと、私はもう20年くらい前、まだLCC(Low Cost Carrier:格安航空会社)なんて知らなかった頃に大韓航空(KOREAN AIR)に乗った記憶があります。あの時のマイルは、この中で言うと同じくマイルが失効しないデルタ航空に貯めると良かったのかもしれません。まあもう、遠い昔の話ですが…。
「アライアンス」のメリットとは?
冒頭でもお伝えした通り、同じアライアンス同士だと、チェックインカウンターが共有できたり、同じアライアンスのマイルを貯めたり、使ったりできます。
(例)
【貯める】
・たとえばANA便に有償で(お金を払って)乗って得たマイルを、ユナイテッド航空のマイルで貯める、なんてことが可能に。
【使う】
・たとえばユナイテッド航空で貯めたマイルを使って、同じアライアンスに所属するANAのチケットを手配できます。
・さらに言うと、ポイントサイト「モッピー」で貯めたポイントをJALマイルに交換し、そのマイルで同じアライアンスに所属するアラスカ航空のチケット(提携社特典航空券)の手配もできるんです。
複数の航空会社を利用した場合も、それが同じアライアンス間なら、ある特定の航空会社にマイルを集約して貯められて、とっても効率的にマイルが貯まってお得です。
まとめ
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
今回は、飛行機に乗ったことがある人でも案外知らないことが多い、「アライアンス」についてご説明しました。
最大限に活かせば、旅の楽しみが広がるとっても嬉しい仕組み、それが「アライアンス」。この仕組みを知っていれば、マイルの貯め方や使い方にも色々なバリエーションが存在することに気づけるはずです。
「たとえば久しぶりの海外旅行でタイ航空に乗ったとしたら、どの航空会社にマイルを貯めるのがいいのかな?」
そんなふうに、ぜひ、色々思いを巡らせてみてはいかがでしょう。
それだけでもちょっとした旅気分を味わえるはずです。
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